今は「ひぐらしのなく頃に」は全部終えて「ひぐらしのなく頃に解」の”罪滅し編”の途中という感じです。
ココまでの感想を一言で表すと”長い”かな、非常に長いです。1シナリオ読み終えるのに1ヶ月掛かった時もありました。そんなシナリオが全8編あるんだから、そりゃ長いよな。
作中では登場人物の心理状況や現場状況など、とても細かく丁寧に書いてるので、それが長くなった要因かなとオレは思うよ。でもこれは読む人によって好みが分かれるけどね。
一応ゲームって言ってるけど、選択肢などは一つも無く、読み進めていくだけの音楽と絵がある小説といった感じです。
物語は、架空の村である雛見沢村を舞台に、村にまつわる古い因習「綿流し」を軸にして起こる、謎の連続怪死事件を中心に進んでいくんだけど、シナリオの前半部分、特に「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」なんかは穏やかで平穏な日常が描かれていて、読んでて楽しいし、結構笑わせてもらったよ。だけど、「綿流し」というお祭りの日を境に、平穏な日常が壊れていくのは読んでてとても辛かったな。
この「ひぐらしのなく頃に」は全8編あるけど、ほとんどが同一の時間軸上と場所でパラレルワールド的というか、何度もループしてて、各編で視点や展開を変え、読み進めていくことによって、物語の真相に迫るというものです。
プレイする前は同人ゲームという事で、甘く見てたけどよく作り込まれているよ。この作品がゲームと呼べるかは分からないけど、今のご時世でゲームといったら、大人数でお金も何億も使って制作するのが普通だよね?でも少し調べたらこの作品は、シナリオ執筆とキャラクターデザインは、07th Expansion代表の「竜騎士07」氏、プログラミングは竜騎士07氏の弟である「八咫桜」氏の二人だけで、ほぼ全てを
作ったと言うのだから凄すぎです。
と、まあとりあえずはこんな感じです。まだ全部読み終えてないんで、全部読み終えたらまた書きます。
じゃ、またな。